うつ病は、近年増加傾向にある心の病気です。うつ病の症状は、気分の落ち込み、無気力、疲労感、睡眠障害、食欲不振など、様々なものが挙げられます。
うつ病は、適切な治療を受けることで改善することができます。治療法としては、薬物療法、カウンセリング、生活習慣の改善などががあります。
本記事では、うつ病カウンセリングの効果と回復期の重要性について、より詳しく解説します。
うつ病カウンセリングの効果
うつ病カウンセリングは、心理カウンセラーの様な心の専門家のサポートを受けながら、自分自身と向き合い、問題を解決していくための場です。具体的には、以下のような効果が期待できます。
- 症状の理解:今の症状について理解を深め、自分自身の状態を客観的に分析することができます。
- 考え方の修正:ネガティブな思考パターンを客観的に分析し、より現実的で建設的な思考パターンへと修正することができます。認知行動療法と呼ばれる方法が主に用いられます。
- ストレスへの対処:何にストレスを感じるか?を分析し、ストレスに対処するための方法を学び、ストレスを軽減することができます。
- 問題解決:抱えている問題を解決するための方法を一緒に考えます。
- 自己肯定感の向上:ありのままの自分自身を受け入れ、自分自身の価値を認め、自己肯定感を高めていきます。
- 再発防止:再発を防ぐための方法を学び、安定した生活を送るためのサポートを受けられます。
これらの効果により、うつ病カウンセリングは、症状の改善、生活機能の向上、QOLの向上、再発防止に役立ちます。
回復期の重要性
うつ病と向き合うには、長い時間がかかる場合が多いです。順調に回復へ進んでも、すぐに症状が完全に改善するわけではありません。回復期には、体調や気分の波やムラがあることも多いです。
また回復期は、再発のリスクが高い時期でもあります。再発の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- ストレス:仕事や人間関係などによるストレスは、再発のリスクを高めます。
- 生活習慣の乱れ:睡眠不足、偏食、運動不足などは、再発のリスクを高めます。
- 服薬の怠り:医師に処方された薬をきちんと服用していないと、再発のリスクを高めます。
- 孤独感:周囲の人との交流が減ると、孤独感を感じ、再発のリスクを高めます。
そのため、回復期には、以下のようなことに注意する必要があります。
- 体調管理:十分な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動を心がけましょう。
- ストレス管理:ストレスを溜めないように、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。
- 人間関係:家族や友人と積極的に交流し、社会とのつながりを維持しましょう。
- 服薬:医師に処方された薬は、必ず指示通りに服用しましょう。
- 再発の兆候:再発の兆候があれば、早めに医療機関を受診しましょう。
- カウンセリングの継続:必要に応じて、カウンセリングを継続することも有効です。
回復期は、特に孤独を感じやすい時期でもあります。しかし、一人で抱え込まず、周囲の人に助けを求めながら、ゆっくりと回復していくことが大切です。
うつ病カウンセリングを受ける際の注意点
うつ病カウンセリングを受ける際には、以下の点に注意する必要があります。
- カウンセラーの選び方:どんな話もできる、話しやすいと思えるカウンセラーを選ぶようにしましょう。ベテランだから大丈夫!というわけではありません。うつ病の治療経験があるカウンセラーを選ぶことも重要ですが、長い付き合いになる存在なので、やはり自分自身が話しやすいと感じるカウンセラーを選ぶことが大切です。
- カウンセリングの内容:カウンセリングの内容は、カウンセラーによって異なります。どのような内容のカウンセリングを受けたいのかなどの希望がある場合は、そのことを事前に伝えておきましょう。
その他の情報
うつ病に関する情報は、以下の機関で入手することができます。
- 厚生労働省 うつ病情報・サポートサイト こころの陽だまり:https://www.mhlw.go.jp/index.html
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