こんにちは。岐阜県大垣市で心理カウンセリングを行っている株式会社こころ家です。
まずは、このブログにたどり着いてくれたあなたへ。
きっとこのページを開いた時、胸のどこかが少しチクッと痛んだかもしれませんね。
この記事は、かつて「不倫」をしていた過去を持つ方へ向けて書いています。
特に、20~30代という、仕事や人間関係、そして“これからの人生”について多くを考える世代に向けて。
すでにその関係が終わっていたとしても、ふとした瞬間に、
- 「私はあの時、何をしていたんだろう」
- 「なんであんなことをしてしまったんだろう」
- 「あれは本当に愛だったのかな…」
そんなふうに、心の奥がざわつくことはありませんか?
誰にも話せず、なかったことにしようとしても、
その“過去”は自分の中でずっと息をしている。
そんな方の心が、少しでも軽くなりますように――
そんな想いで、この記事を書いています。

第1章:なぜ私は“不倫”を選んでしまったのか
「不倫なんてしなければよかった」
「家庭があることを知っていたから距離を保っていたのに」
「自分を安売りしたようで恥ずかしい」
今までこころ家へ来てくださった多くの方が、過去を振り返ってそう言います。
でも、あの時のあなたが本当に「軽い気持ち」でその関係に入ったのでしょうか?
不倫に至る背景には、想像以上に繊細で複雑な感情があります。
“愛されたい”という欲求が育つ土壌
不倫を選ぶ人の多くは、過去の人間関係――とくに家族や過去の恋愛経験において、「心から愛されている実感」を持てなかった方が多いと感じます。
- 幼少期に親から十分な関心を受けられなかった
- 正当な自己主張を否定されて育った
- 元恋人に傷つけられ、「どうせ私は都合のいい存在」と思い込んでしまった
そんな背景が、「誰かに必要とされたい」「特別な存在でありたい」という欲求を強めていきます。
“一番にはなれない”関係が逆に心地よかった
不倫関係というのは、どこか“制限された関係”です。
でもその制限が、逆に「自由さ」や「気楽さ」と感じることもあります。
- 彼には家庭があるから、干渉されない
- 距離があるからこそ、いい関係を保てる気がする
- 完全な恋愛じゃないからこそ、壊れにくい気がする
理屈では「おかしい」とわかっていても、当時のあなたにとっては、“それが最適だった”のです。
そして、誰かを本気で愛した“純粋な気持ち”も、そこにはあったのではないでしょうか。
第2章:終わったあとにやってくる“静かな罪悪感”
不倫の関係が終わったとき、多くの人は「やっと終わった」「ホッとした」と思う一方で、
時間が経つにつれ、じわじわと“罪悪感”が心を締めつけてくることがあります。
静かに降ってくる「自己否定の雨」
- あの人の奥さん、子どもたちのことを考えると、心がざわつく
- 自分は誰かの幸せを奪っていた存在だったんじゃないか
- 私は“普通の恋愛”ができない人間なんじゃないか
誰にも言えない。言ってはいけない。
そうやって心の中だけで責め続けてしまう日々が続くと、
自分の価値そのものがわからなくなってしまうこともあります。
心が疲れているサインに気づいていますか?
- なんとなく無気力になる
- 普通の恋愛でも「幸せになるのが怖い」と思ってしまう
- 人に本音を話せなくなる
これらは、「罪悪感が自分の存在そのものに広がってしまっている」サインです。
でも、それだけ“心がまじめに反応している”ということでもあります。
第3章:その罪悪感、実は「優しさ」かもしれない
ここで、少し視点を変えてみましょう。
あなたの中にある罪悪感は、本当に“悪”なのでしょうか?
罪悪感は「愛の感情の裏返し」
誰かを傷つけたかもしれない――そう感じるということは、
あなたの中に「他人を思いやる心」があったということです。
- もし本当に自分勝手で冷酷な人なら、何も感じない
- 「申し訳ない」「あの時、違う選択ができたかも」と思えるのは、優しさの証拠
罪悪感を抱えている人は、それだけ「人の気持ちに敏感」なのです。
それは、あなたの心の“強さ”でもあり、“誠実さ”でもあります。
第4章:「許す」とは、過去を消すことではない
罪悪感を癒すプロセスの中で、多くの方がつまずくのが「自分を許す」というステップです。
◆「許す」ってどういうこと?
“許す”という言葉には、「なかったことにする」「反省しない」といったネガティブな印象を持つ人もいます。
でも本来、許しとは、
- 過去の自分の選択を“理解”し
- その時の感情に“寄り添い”
- これからどう生きたいかを“選びなおす”こと
そのプロセスは、とても静かで、でも確実に心を癒していきます。
◆「私は私を許していい」――そう思えるまで
最初はぎこちなくても構いません。
少しずつ、「あの時の私は、あれで精一杯だった」「苦しかったんだよね」と、
心の中で語りかけてみてください。
涙が出てもいい。怒りがわいてもいい。
感情を“感じる”ことが、癒しの第一歩です。
第5章:その気持ちを、言葉にしてみませんか?
カウンセリングの中で、こんな言葉を聞いたことがあります。
「あのときのことは、自分の中で“封印”していたんです」
「言葉にしたら、自分が壊れてしまいそうで…」
でも、実際に話してみると、
「こんなに自分のことをちゃんと見てもらえたのは初めてです」と、涙を流す方も少なくありません。
話すことは、整理すること
カウンセリングでは、過去の出来事だけではなく、
その時の「感情」や「気持ちの動き」を一緒にたどります。
- なぜあの時、そういう選択をしたのか
- その人と過ごした時間の中で、何を感じていたのか
- その後の自分に、どんな影響を残したのか
それらを“話す”ことで、心が整理されていくのです。
こころ家のカウンセリングは「否定しない空間」です
こころ家では、「よく頑張ってきたね」と言える空気を大切にしています。
どんな過去も、どんな想いも、すべてはあなたの大事な一部。
誰にも否定される必要はありません。
第6章:今のあなたは、未来を選びなおせる
過去に不倫をしたことがあっても、それが「今のあなた」をすべて決めてしまうわけではありません。
幸せになる資格は、誰にでもある
- 自分だけが幸せになっちゃいけない気がする
- また同じような恋愛をしてしまいそうで怖い
そんなふうに思っていたとしても、それでもいいんです。
大事なのは、「そう思っている自分」をちゃんと見てあげること。
未来の自分に、ちょっとだけ期待してみよう
罪悪感を抱えたままでも、人は少しずつ前に進めます。
まずは「安心できる場所」で、「本音を出す練習」をしてみませんか?
【おわりに:こころ家からあなたへ】
どんなに過去に苦い経験があっても、あなたには“自分らしい未来”を選ぶ力があります。
不倫をしていた過去を、誰かに否定されることなく受け止めてもらうことで、
少しずつ「私はこれでいいんだ」と思えるようになっていく方を、私たちはたくさん見てきました。
もし、あなたも今、
- 自分の過去を整理したい
- 罪悪感から少しでも自由になりたい
- 本当の自分を知りたい
そんな想いがあるのなら、ぜひ一度、私たちにお話を聞かせてください。
あなたの心が、軽くなりますように。
そして、「私は幸せになっていい」と思える日が、少しずつ増えていきますように。
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