第1章:もしかして俺、モラハラしてるかも…と思ったあなたへ
こんにちは。岐阜県大垣市の心理カウンセラー西村です。
この記事を開いてくださって、本当にありがとうございます。
あなたは今、「自分の言動で相手を傷つけてしまっているかもしれない」と、心のどこかで不安を感じていませんか?
たとえば、
「イライラすると、つい強い口調になってしまう」
「相手を責めてしまうことがあるけど、自分でも嫌になる」
「これって“モラハラ”なのかな…」
そう感じたあなたへ、まず一番最初に伝えたいのは、「その気づきが、とても大切で素晴らしい」ということです。
多くの人は、関係がこじれても「相手のせいだ」と決めつけ、自分を見つめる機会を持ちません。
でも、あなたは「もしかして自分にも原因があるのかもしれない」と考えていますよね?
その姿勢は、関係を変えていくスタートラインに立った証拠です。
この記事では、モラハラとはどんなものかをわかりやすくお伝えしながら、
**「自分を責める」ではなく「自分と向き合う」**ためのヒントをご紹介します。
第2章:モラハラとは?やさしい言葉でわかる定義と特徴
「モラハラ」=「モラルハラスメント」は、暴力こそ伴わないものの、言葉や態度、無視などによって、
相手の心にじわじわとダメージを与えてしまう行為です。
つまり、
・怒鳴らない
・手は出さない
・理詰めで話している
…それでも、相手が「傷ついている」としたら、それは“心の暴力”になっている可能性があるということです。
たとえば、こんなケースがあります:
- 「お前って本当に使えないな」など、人格を否定するような言い方
- 相手の話を無視し続けたり、急に冷たく突き放す
- 「どうせ俺のこと嫌いなんでしょ」と、罪悪感を誘う言葉
- 自分のルールを一方的に押し付ける
- 相手の交友関係を制限しようとする
こうした言動は、知らず知らずのうちに積み重なり、相手の心をすり減らしてしまいます。
もちろん、多くの方は「そんなつもりじゃなかった」と思っているはず。
でも、受け取る側がどう感じたかが大事なのです。
第3章:こんな言動、していませんか?モラハラの具体例
ここでは、よりリアルな場面をいくつかご紹介します。
あなた自身に「当てはまるかも」と感じるところがあるか、ゆっくり読み進めてみてください。
💬ケース1:つい口に出てしまう否定的な言葉
「なんでそんなこともできないの?」
「普通はこうするだろ、常識で考えろよ」
→ 無意識のうちに“上から目線”で話していませんか?
相手は「自分が劣っている」と感じて、萎縮してしまうかもしれません。
💬ケース2:愛情の裏にある支配
「心配だから」と言って、相手の行動を細かく管理しようとする。
「LINEを無視するなんて、俺のことどうでもいいんだろ?」
→ 愛情表現のつもりでも、相手には「自由がない」と感じさせてしまうことがあります。
💬ケース3:機嫌でコントロールする
無視をしたり、急に態度を変える。
不機嫌な沈黙で相手をコントロールしようとしてしまう。
→ 「自分が悪かったのかな」と、相手が常に顔色をうかがうようになってしまいます。
こうした行動の背景には、「見捨てられたくない」「自分を認めてほしい」という思いが隠れていることがよくあります。それは誰もが持つ自然な感情ですが、それを“相手をコントロールする形”で表現してしまうと、関係が傷ついてしまうのです。
第4章:モラハラ加害者=悪人?いいえ、そうとは限りません
「自分は最低な人間なのかもしれない…」
そう思ってしまった方がいたら、どうか安心してください。
モラハラをしてしまう人の多くは、悪意で行動しているわけではありません。
むしろ、心の中には「愛されたい」「大事にされたい」「認めてほしい」という切実な思いがあります。
その思いがうまく表現できず、「相手を思い通りに動かすこと」で安心感を得ようとしてしまう…。
そうした“癖”が行動に現れてしまうのです。
それは、もしかしたら
・幼少期に怒られやすい家庭環境だった
・感情表現が苦手で、気持ちを言葉にする方法がわからなかった
・仕事や家庭のプレッシャーが積もっていた
…など、生き方の積み重ねの結果かもしれません。
ですから、自分を責める必要はありません。
ただ、“これからどうするか”を一緒に考えていけたら嬉しいのです。
第5章:もし自分に当てはまるかも…と思ったら
「もしかして自分もモラハラをしているかも…」
そう感じたあなたに、まずお伝えしたいのは、
“変わりたい”と思うその気持ちが、何よりも大切だということです。
人は誰でも、完璧ではありません。
イライラしてしまったり、感情的になったり、うまく言葉にできずに傷つけてしまうこともあります。
大切なのは、
「自分の中にそういう一面があるかもしれない」と認めること、
そして「どうしたらよりよい関係が築けるのか」を考えていくこと。
焦らなくても大丈夫です。
変化は、小さな“気づき”の積み重ねから始まります。
🧭 今日からできる、3つの小さな一歩
✅ 1. 自分の感情に気づいてみる
怒り、不安、悲しみ、焦り……。
湧いてくる感情に「名前をつけてあげる」だけでも、自分との向き合い方が変わってきます。
「今、自分は“イライラ”してるな」
「これは“寂しさ”から来てるのかも」
感情をラベリングすることで、無意識の行動が意識化されていきます。
✅ 2. 相手の気持ちに“想像”を向ける
「この言い方、相手はどう感じたかな?」
「今、相手は何を求めているだろう?」
完璧に分かる必要はありません。ただ、“想像する姿勢”を持つだけで、関係性はぐっと変わります。
✅ 3. 完璧を目指さず、「ごめん」と言える勇気を持つ
人間関係において、最も大きな修復の力を持つ言葉のひとつが「ごめんね」です。
完璧じゃないからこそ、素直に謝れる人は、信頼される人でもあります。
あなたは今、十分に「変わる準備」ができています。
その一歩を、私たち心理カウンセラーが一緒に伴走していきます。
第6章:カウンセリングは“心の健康診断”です
「カウンセリング」と聞くと、
・心が病んでる人が行くもの
・深刻になってから行くもの
というイメージを持っている方がまだ多くいらっしゃいます。
でも、実はカウンセリングは、“心のメンテナンス”や“気持ちの整理”の場として、
どんな方でも気軽に使えるものなのです。
💬 こんな方が実際に来られています
- 「怒りのコントロールがうまくいかない」
- 「パートナーとの関係で悩んでいる」
- 「人間関係で自分ばかりが我慢している気がする」
- 「誰かに話を聞いてもらいたい」
中には、「自分がモラハラかもしれない」と不安になって、
勇気を出して相談に来られた方もいます。
💡 カウンセリングでは何をするの?
- 自分の感情や行動を“安全な場”で整理する
- 怒りや不安の“根っこ”を一緒に探る
- 自分の大切にしたい価値観に気づく
- 関係性を築き直すためのヒントを見つける
私たちは、あなたを裁いたり、責めたりすることは絶対にありません。
あなたの“心の中”を一緒に見つめ、整理していくパートナーとして寄り添います。
第7章:あなたは変われる。こころ家はその一歩を応援します
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
おそらくあなたは、
「変わりたい」
「もっとよい関係を築きたい」
そんな思いを胸に、この記事を読んでくださったのだと思います。
その勇気、心から尊敬します。
🌱 ひとりで抱え込まなくていい
「自分のことは、自分でなんとかしなきゃ」と思っていませんか?
でも、人は誰かの力を借りることで、より早く、優しく、前に進めるものです。
こころ家では、そんな“頼れる場”として、あなたをお迎えしています。
初回のカウンセリングでは、無理に話をまとめる必要もありません。
ただ、「今、こんなことで困っている」ということを、そのまま話してください。
私たちは、あなたの“そのまま”を、大切に受け止めます。
📩 ご相談・お問い合わせはこちら
- 公式LINE:こころ家公式LINE
※相談はオンライン・LINE電話でも対応可能です。
※秘密厳守・完全予約制ですのでご安心ください。
まとめ
- モラハラとは「見えない心の傷」を与える行為です
- 無意識にやってしまうことも多く、気づくことがとても大切
- 自分を責めるのではなく、感情に気づき、向き合っていくことで関係性は変えられます
- カウンセリングは、そんな「変わりたい」あなたを優しく支える場所です
あなたの一歩が、これからの人生を少しずつ優しく変えていきます。
私たちこころ家は、その歩みに寄り添い、応援し続けます。

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