はじめに:「社長は孤独だ」って、知ってましたか?
こんにちは、株式会社こころ家の心理カウンセラー西村です。
突然ですが、こんな質問をさせてください。
🔹 最後に、自分の“本音”を誰かに話したのは、いつですか?
経営者という立場は、とても孤独です。
社員の前では、リーダーとして堂々としていなければいけない。
家では、仕事の悩みを持ち込むと家族に心配をかける。
同業者には、弱みを見せづらい。
だからこそ、**「話せるけど、話せない」**という状況に陥っている人が本当に多いんです。
でも実は、**“話すだけで心が軽くなる”**ということが、科学的にも実証されているんですよ。
この記事では、
✅ なぜ経営者こそ「話すこと」が必要なのか
✅ 海外では当たり前になっている“心のメンテナンス”の実例
✅ カウンセリングを受けることで得られる心の変化
について、わかりやすくご紹介していきます。
「話すこと」には、医学的な効果があります
▶ 話すことで、脳がストレスから回復する
アメリカ・UCLAの研究によると、怒りや不安を言葉にするだけで、
脳の「扁桃体(へんとうたい)」の活動が落ち着くという結果が出ています。
これは「ラベリング効果」と呼ばれ、
たとえば──
- 「ムカつく!」と口に出すだけで気持ちが少し落ち着く
- 「不安だな」と認めることで、冷静に自分を見られる
こうしたことが、自然に起こるのです。
▶ 話すことで、頭の中が“整理”される
人に話すためには、自分の気持ちを言語化する必要があります。
それによって、
🔸 何に悩んでいたのか
🔸 どう感じていたのか
🔸 本当はどうしたかったのか
が、自然に見えてくるのです。
経営者ほど「話せない理由」がある
▶ よくある“話せない”理由
- 「経営者が弱音を吐くなんて、みっともない」
- 「社員に不安を与えたくない」
- 「家庭に持ち込むと、家族が疲れる」
- 「話してもどうにもならないし…」
- 「そもそも、何を話したいのかわからない」
これらの声は、実際に私たちが現場で耳にしている“本音”です。
経営者という立場は、どうしても**「人に見せる顔」**を作りやすくなってしまいます。
でも、その裏で無意識に心が削れていくんです。
心の中には、見えない“会話”がある
私たちは、1日に6万回以上の“自動思考”を繰り返していると言われます。
こんな思考が、頭の中をぐるぐる回っていませんか?
- 「自分がもっと頑張らなきゃ」
- 「こんなことで落ち込むなんて、自分は器が小さい」
- 「誰も理解してくれない」
これらの“見えない言葉”が、あなたの心を疲れさせているかもしれません。
カウンセリングでは、その「言葉にならない声」に耳を傾けることから始まります。
海外では「経営者のカウンセリング」は当たり前
海外に目を向けてみると、
実は多くの著名経営者がカウンセリングを活用しているんです。
✅ スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)
禅の思想と心理支援を取り入れ、
内面の静けさを大切にしたことで有名です。
彼は「心が整っていなければ、創造は生まれない」と語っています。
✅ ハワード・シュルツ(スターバックス元CEO)
家庭環境のトラウマや、経営のプレッシャーを心理療法で扱ってきました。
彼は「心の健康は、経営者の責任」だと公言しています。
✅ GoogleやFacebookではセラピスト常駐
米国の大手企業では、
社内に心理カウンセラーが常駐しており、幹部も定期的に相談しています。
むしろ、**「メンタルケアをしている=優れたリーダー」**という認識が根づいているのです。
カウンセリングって、何をするの?
▶ 話すことが中心。でも「話すだけ」ではありません
カウンセリングでは、あなたの話に「良し悪しの評価」を加えません。
ただ、あなたが話したいように話すだけで大丈夫。
- 何から話していいか分からない
- 話してもどうにもならない気がする
そんな状態からでも、対話の中で自然と整理が始まります。
経営判断の精度は「心の安定」で変わる
私たちは、感情が不安定なときに
間違った判断をしやすくなります。
だからこそ、心を整えておくことは、
“戦略的に経営の質を上げる”行為でもあるのです。
「心のセーフティネット」を持つという選択
何か大きな問題が起こったとき、
「誰かに話せる場所がある」ことが、精神的な支えになります。
- 定期的に話すことで、自分の状態を知る
- 感情に振り回されない土台を作る
- 自分だけの安心できる空間を持つ
これらは、経営者にとってとても重要な**“メンタル資産”**になります。
こんな方は、一度お話に来てみてください
- 頭の中がずっとざわざわしている
- 決断に自信が持てない
- 最近、やる気が湧かない
- 人と会うのが億劫になってきた
- 誰にも分かってもらえない気がする
こうしたサインは、
「今、心にスペースが必要です」という身体からのメッセージです。
まとめ:「話すこと」は、あなたと会社を守る
経営者だからこそ、
「しっかりしないと」「崩れられない」
そんな責任感が強くなるものです。
でも──
“強さ”とは、弱さを認めることでもあります。
あなた自身を守ることが、
結果として会社や社員を守ることにもつながるのです。
最後に:まずは、1回話してみませんか?
こころ家では、経営者の方が安心して話せる場を用意しています。
- 話した内容が外に漏れることは一切ありません
- 気負わず、雑談のように始めてもOK
- 「今は話せないけど、場所だけ知っておきたい」もOK
🌱 心を整えることは、未来を整えること。
その第一歩を、ここから一緒に踏み出してみませんか?

心のこと、悩み相談、メンタルケアのことなら株式会社こころ家へ。
・相談実績800ケース
・カウンセラーが選べる(男女カウンセラー3名在籍)
・自治体でのLINE相談実績有(東京都虐待防止SNS相談)
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