モラハラ加害者が変わる第一歩:心理カウンセリングの効果と実践方法

目次

「本当の優しさを取り戻すために:モラハラを克服する心理カウンセリングのすすめ」

1. モラハラを自覚したあなたへ:変わりたい気持ちを大切に

こんにちは!岐阜県大垣市の心理カウンセラー、「こころ家」の西村です。

「もしかして、自分がモラハラをしてしまっているのかも」と悩んでいるあなた。その気づきは、問題解決への最初の一歩です。モラハラは、誰かを傷つけるだけでなく、加害者であるあなた自身も孤立や後悔といった辛い感情を抱える原因になります。

ただ、安心してください。あなたが「変わりたい」と思ったその瞬間から、未来は変えられます。このブログでは、モラハラを克服するための心理カウンセリングの効果や、実際の成功事例、具体的な改善のステップをお伝えします。


2. モラハラの原因を知る:行動の裏にある心の傷

モラハラ行動はもともと性格の問題ではなく、これまでの環境や経験など後発的な要因が影響している場合が多いです。

① 幼少期の影響
例えば、厳格な親に育てられた男性Aさんは、小さい頃から「泣くな」「甘えるな」と言われ、感情を抑え込むことが当たり前でした。その結果、パートナーに対しても「感情を出すこと=弱さ=弱いことはダメ」と無意識に強制してしまい、モラハラ行動に至ったのです。これは自分が親から強いられた感情を出すな!の命令に我慢して従ってきたAさんにとって、「自分がダメと言われたことを目の前の相手がしている」「自分も我慢してきたのだから、お前も我慢しろ」という感情が無意識レベルにあるためです。

② 自己肯定感の低さ
他人と比較して劣等感を抱きやすい男性Bさんは、子どもの頃から親に自分の価値を認められず、常に否定的な態度や言葉を投げかけられ結果、パートナーに対して支配的な態度をとることで自尊心を保とうとしていました。相手を否定することで自分を上げるというゲームを身に付けてしまった結果です。

③ 過去のトラウマ
過去に裏切りや失敗を経験した男性Cさんは、「また傷つきたくない」と恐れるあまり、パートナーをコントロールする行動に走りました。自分が予想もしていなかった結果にトラウマがあるため、予想外のことが起きないように常にコントロールしていたい、コントロールしておけばあんな気持ちになることはないという心理が働いているのだと思います。

これらの例のように、モラハラ行動には必ず原因があります。そして、その原因を理解し向き合うことで、改善の道が開けるのです。


3. カウンセリングがもたらす変化:実例から学ぶ成功の道

原因の理解と、過去の自分と向き合うには、心理カウンセリングを活用することが最も有効です。カウンセリングの中で過去の自分の体験や気持ちを言語化し、整理していくことで過去の自分が感じていたことを深く理解できます。またカウンセラーからの客観的な視点で新たな気付きを得ることもできます。では、実際にカウンセリングを受けたことで、どのような変化が生まれるのでしょうか?実際の事例をいくつかご紹介します。

事例①:言葉の暴力が減少し、家族との関係が修復
40代の男性Dさんは、長年の口調の強さや命令的な態度が原因で、妻との関係が悪化していました。カウンセリングを通じて、「なぜ命令口調になるのか」を掘り下げた結果、自分の意見が否定されるのを恐れていたことが判明。その原因は、母親から常に否定され続けてきたこと。そしてその母親に言われてきた言葉を今度は妻に投げてしまっていました。母親のことが大きっらいだったのに、その母親と同じことをしている自分、毎日母親に心を傷つけられ苦しかった気持ちを愛する妻に味わわせてしまっている今の自分。そんな気付きを得た後に、カウンセラーと対話の練習を重ねるうちに、穏やかなコミュニケーションが取れるようになり、妻との信頼関係が回復しました。

事例②:子供に優しい接し方ができるように
30代の男性Eさんは、子どもに対して厳しい叱責を繰り返していました。「子どもの将来を思ってのこと」と思っていましたが、カウンセリングで幼少期の自分が同じように育てられたことに気づき、「本当に大切なのは愛情を伝えること」と学びました。子どもの頃に、自分が親になったときは、自分の子どもをこんな気持ちにさせたくないと強く思っていたことも思い出すことができました。その結果、自分の理想とする父親、自分が父親にしてほしかったことなどを言語化していき、子どもとの関係が劇的に改善しました。

事例③:仕事のストレスと向き合えるように
仕事のストレスを家庭で発散していた男性Fさんは、子どものころ同じく父親が仕事のストレスを家庭で発散している様子を見て嫌悪感を抱いていました。高校生になるころには、そんな父親と衝突することもしばしば。あんな親父にならないと心に誓っていたのに、気づけば同じことをしている。なんとなく自分でも感じていましたが、妻からポロっと「お父さんと同じじゃない」と言われたときに、何とも言えない怒りが込み上げ、妻に対してさらに強く当たるようになってしまいました。いよいよ妻が限界を迎え離婚を切り出された時に絶望し、生まれ変わる気持ちでカウンセリングを受けてみることを決意。カウンセリングで原因を理解し、対処法として「ストレスを感じたときのセルフケア方法」を学び、パートナーへの不満をぶつけることがなくなりました。


4. モラハラを克服するための具体的なステップ

改善は一夜にして叶うものではありませんが、以下のステップを踏むことで着実に変化を実感できます。

① 自分の行動を振り返る
・過去にパートナーを傷つけた具体的な言動を書き出す。
・「なぜその行動をとったのか」を考える。

② 相手の気持ちを想像する
・自分が同じことをされたらどう感じるかを想像する。
・可能であればパートナーの気持ちを直接聞いてみる。

③ カウンセリングを受ける
・心理カウンセラーと一緒に原因を探り、解決策を見つける。
・セッションで学んだことを日常生活で実践する。

④ ポジティブな習慣を増やす
・感謝の言葉を伝える練習をする。
・深呼吸やリラクゼーションで感情を落ち着ける方法を学ぶ。


5. 心理カウンセリングの実際:セッションの流れと取り組み方

「こころ家」での心理カウンセリングは、以下のような流れで進みます。

  1. 初回面談:悩みや目標をヒアリングし、あなたに合ったアプローチを提案。
  2. 自己理解のステップ:行動や感情のパターンを整理し、原因を特定。
  3. 改善のための練習:コミュニケーション方法やストレス管理法を学び、実践。
  4. 定期的なフィードバック:進捗を確認しながら、さらに改善を目指す。

6. 「こころ家」でのサポート体験:新しい人生を始めるために

「こころ家」では、モラハラ改善を目指す方のサポートを全力で行っています。

実際の体験者の声
「カウンセリングを始める前は、自分が変われるなんて思っていませんでした。でも、カウンセラーさんの言葉に支えられて、少しずつ考え方を変えることができました。今では家族との会話が増え、笑顔が戻りました。」(40代男性・Dさん)

私たちは、あなたの変わりたい気持ちを尊重し、丁寧にサポートします。「自分を変えるのは難しい」と諦めず、一緒に新しい一歩を踏み出しましょう!


まとめ:本当の優しさを取り戻すために

モラハラを克服することは、自分自身と大切な人たちを救う行動です。心理カウンセリングを通じて、本当の意味での「優しさ」を取り戻しましょう。岐阜県大垣市の「こころ家」は、あなたの新しいスタートを心から応援しています。

まずは一度、私たちに相談してみませんか?

カウンセリング 大垣 岐阜 女性 安心

心のこと、悩み相談、メンタルケアのことなら株式会社こころ家へ。
・相談実績800ケース
・カウンセラーが選べる(男女カウンセラー3名在籍)
・自治体でのLINE相談実績有(東京都虐待防止SNS相談)

オンラインカウンセリング・LINE電話カウンセリングも対応可能です。
ご予約お問合せは、公式LINEよりお願いいたします。

心理カウンセリングルームこころ家
岐阜県大垣市羽衣町2-11-1 栄ビル1F 3

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次